前回記事かんりす施工事例~焼杉・メリット編~ に続きまして今回は焼杉のデメリット編です。
煤(スス)の付着
焼杉板は表面の炭化層が炭になりますので、触ると汚れ、黒くなります。これが最大のメリットかも知れません。
表面を焼き炭化層を作ることで、腐敗や延焼から身を守る意味があるので、煤の付着は仕方のないこと。
とにかく触らないように注意が必要です。
自然素材
焼杉は、杉を焼いた自然素材の木なので、素材の特徴として反ったり割れたり、キズやムラがあったり・・
乾燥収縮によって動いたり、傷が付きやすく、炭化層が剥がれてしまうこともあり得ます。
神経質な方は、工業用素材をうまく活用した方が良いですね。
愛着が湧く自然素材
外壁材は、外観の印象を大きく左右する要素のひとつ。
“家の第一印象は外観で決まる”と言っても良いくらいですよね。
煤の付着は表面の焦がし方で、木の表情が異なり味になります。
こうした自然素材のデメリットを知ったうえで、それを“味“と楽しめる方は
自然素材はまさに持って来いと言えます。将来の経年変化も楽しみに変わりますね。
焼杉×けやき無垢板
顔ともなる看板にはけやきの無垢板を使い、壁はスイスの漆喰(カルクウォール)を使用。
スイス生まれの100%天然漆喰。アルプスから採れる、最純度の石灰石を原料に作られたもので、石灰の細かな粒子が立体感を引き立て高級感も発揮します。防カビ、消臭、化学物質を吸収・分解し、健康な室内環境に整えてくれます。
まさしく、かんりす得意の自然素材×自然素材です。
デメリット編と言っても、致命的なデメリットが無く、
「焼杉 デメリット」とググっても出てこないので、正直困ったぐらいです(^^;)
自然素材を取り入れると、温かみのある家にしてくれます。
自然素材をご検討の方は、自然素材の扱いに慣れている
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